中古一戸建て住宅を対象としたホームインスペクションの紹介です。中古向けインスペクションの概要・依頼する人・対象物件・調査内容・料金(費用)・申し込みから調査までの流れなどを紹介しています。ここでは、一般的なインスペクションの基礎知識に加えて、この業界で経験・実績が豊富なアネストのインスペクション・サービスについて紹介しています。

中古一戸建て向けホームインスペクションとは?

新築一戸建て

中古一戸建て住宅を対象としたホームインスペクションとは、第三者の立場の専門家が中古住宅の建物の劣化状態をチェックするサービスで、劣化事象の有無を確認することができます。住宅診断や住宅検査、建物検査などと呼ばれることもあります。

利用するタイミングに応じた利用価値がある

このホームインスペクションを利用するタイミングに応じて、以下のことに活用することができます。

購入前に利用した場合

その物件を購入するかどうか最終判断をするための判断材料の1つに活用することができます。

売買契約後・引渡し後に利用した場合

入居する前に補修すべき点を知ることができ、早めに補修対応することができます。

所有不動産の売却前の場合

ホームインスペクションの調査結果(報告書)を自宅等を売却するときの販売用の資料とすることができ、販売促進や売却後のトラブル抑制効果が期待できます。

所有不動産の点検の場合

所有している不動産、自宅について、建物の劣化進行具合などを把握し、早めの補修・メンテナンスに活用することができます。10年保証や瑕疵保険の期限切れ前や長期優良住宅の定期点検にも活用することができます。

ホームインスペクター

ホームインスペクションを行う専門家のことをホームインスペクターや住宅検査員、住宅診断士などと言いますが、多くの場合、建築士の資格を持っている人が行っています。アネストでは、建築士のなかでも一級建築士のみが実際の診断業務を担当しています。

依頼する人はこんな人

依頼する人

中古住宅にたいしてホームインスペクションを依頼する人は以下のような方です。

  • 購入する前(売買契約前)の方
  • 売買契約後の方
  • 引き渡しを受けた後の方
  • 売却する方
  • 所有する不動産の点検を希望する方

対象物件の要件

対象物件の要件

中古一戸建て住宅でホームインスペクションを依頼する対象物件の要件は以下のとおりです。

  • 築1年以上経過しているが、誰かが使用したことがある物件
  • 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造など
ちょっと一言

建物完成後、1年以内で、且つ誰も使用したことがない住宅は新築住宅なので、その場合は、新築一戸建て向けホームインスペクションをご確認ください。

調査内容

中古一戸建て住宅向けホームインスペクションで調査する内容の紹介です。

建物外部

外壁、軒裏、屋根(屋上)、雨樋などの建物本体の付属物

建物内部

床・壁・天井、建具(扉・引き戸・サッシ)、水回り設備(キッチン・トイレ・洗面台・浴室など)

床下

基礎、床組み(土台・大引き・構造金物)、配管、断熱材

屋根裏

小屋組み(梁・柱・構造金物)、野地板、断熱材

外構

カーポート、塀・フェンス、犬走りなど

料金(費用)

中古一戸建て住宅向けホームインスペクションの料金の紹介です。

床下・屋根裏を除く55,000~71,500円
床下・屋根裏を含む99,000~132,000円
税込金額
  • 対象物件の規模(大きさ)、所在地などの条件次第で加算が生じることがあります。

問い合わせから申し込み、調査までの流れ

お問い合わせ
インスペクション業者のHPからお問合せください。
ご提案・お見積り
質問への回答やお見積りを提案する。
お申込み(正式依頼)
インスペクション業者のHPから依頼する。
必要書類の提出
図面等の必要書類を提出する。
現地診断
対象物件の現地で診断を行う。
報告書の受け取りとお支払い
調査報告をメール等で受け取り、インスペクション料金を支払う。