大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀のホームインスペクションの実績No1
今では日本全国でホームインスペクション(住宅診断)を展開しているアネストですが、最初にこのホームインスペクション等の第三者サポートを始めたのは、大阪を中心とした関西エリアです。2003年2月に開始しましたが、このときに関西でホームインスペクションをしている会社はありませんでした。
つまり、関西ではじめてのホームインスペクション会社として営業し始め、その実績もNo1です。
実際にご依頼に対応していたのは、大阪府のほかに兵庫県、奈良県、京都府、滋賀県です。和歌山県にも対応するもののご利用はあまり多くありません。
大阪府では、大阪市内や北摂エリア(吹田市・豊中市など)は非常にご依頼が多く、京阪沿線や南大阪は北摂に比べると少ないものです。しかし、京阪沿線や南大阪にこそ施工ミス・不具合が多く発見されており、消費者の関心の低さが地域の不動産業者や建築会社の提供する住宅の品質に関連してくるのだろうと考えています。
ホームインスペクションなどでチェックされることによって、販売する会社や建築する会社や人の意識も変わっていくということですね。
兵庫県ではやはり神戸市のご依頼が多いですが、西宮市や芦屋市、宝塚市などの阪神間も非常に多いです。三田市などの郊外でもご依頼を頂戴しておりますが、件数には差があります。
兵庫県の日本海側は出張料も高額になることもありますが、あまり対応できておりません。これは京都府の日本海側も同じ状況です。ただ、京都は面白い?ところで、京都市内についてはそれほどご依頼が多くありません。人口ほど建売住宅の取引は多くないことが影響している可能性があります。
しかし、京都は不動産会社や建築会社を疑っているかのような状況にすることを好まない空気もありそうです。
京阪沿線や南大阪ではご依頼が多くなく、かつ建物の問題が多いことを書きましたが、その事実は入居後の欠陥工事のご相談、検査依頼が多いことからよくわかります。ただ、京都市内の住宅では欠陥住宅のご相談、検査依頼は非常に少ないです。実際に欠陥被害が少ないのか、アネストへのご依頼が少ないのかはわかりませんが、少なくとも京阪沿線や南大阪のようなひどさはなさそうです。
奈良県は奈良市や生駒市のご依頼が中心ですが、香芝市や大和高田市、生駒郡の各町でもご依頼があります。
滋賀県は大阪や京都のベッドタウンとして、住宅需要が盛んで新築住宅が多く供給されてきました。この人口減少社会において珍しく人口増が話題になっている県でもあります。
滋賀では大津市のほかに草津市や守山市、栗東市、甲賀市、近江八幡市などで住宅供給増にあわせてホームインスペクションの需要が増えてきました。滋賀県は実は京都府よりもホームインスペクションのご依頼が多い地域です。
和歌山県のホームインスペクションのご依頼は冒頭に書きましたとおり、あまり多くありません。少ないです。アネストには、和歌山のメンバーがいないために大阪からの出張料が高額になることも影響していると考えますが、それにしても少ないですね。
アネストでは、創業した2003年のうちに東京、神奈川など首都圏へとホームインスペクション等の第三者サポートを展開していきましたが、そのお話は次の機会にします。
執筆者:荒井康矩(ホームインスペクションのアネスト)